参院選で世良公則氏、中田フィッシュ氏は落選…“タレント候補”は知名度だけでは当選できない時代に

公開日: 更新日:

タレント候補にも求められる「モノ申す力」

 今後出馬するには政治的素養が必要として、川内氏がこう続ける。

「“知見”や“実行力”、そして“モノ申す力”がないと、いくらタレントでも民衆に選ばれないことが明確になった。そのためにはテレビのコメンテーターなどで活躍して共感を得るのもひとつでしょう。また、自身の信念のもとにNOが言えるという方は支持される。中条きよしさんは歌手時代、いくら視聴率のとれる大御所MCの番組でも自分が納得できない出演は断ったこともあり、モノ申すことができる方。有名人だけに、勉強不足な部分も目立ってしまいがちですが、モノ申せるという部分は支持基盤になっている。落選候補は次のチャンスに向けて、こうした力をつけることが必要ではないでしょうか」

 タレント候補も手腕重視、人気だけでは「先生」にはなれない時代に突入したようだ。

  ◇  ◇  ◇

 蓮舫氏も国政に復帰。関連記事【もっと読む】『蓮舫氏はエゴサ生活から都議選の応援演説行脚へ…次なる“就職先”は国政復帰かコメンテーターか』…も合わせて読みたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    不倫騒動から3カ月…田中圭のポーカー遠征に永野芽郁が同行? Xで検証作業が沸騰する異様

  3. 3

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  4. 4

    やっぱり撃沈した山尾志桜里氏の今後…“古巣”国民民主を批判も参院東京選挙区では2人当選

  5. 5

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  1. 6

    新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”

  2. 7

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  3. 8

    渡部建のトイレ不倫を「許してない」と発言…妻・佐々木希それでも第2子出産の違和感と本音

  4. 9

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  5. 10

    池上彰氏がテレ東選挙特番からネットにシフト…テレビ報道の限界とYouTuberとしての活路