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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

“異常気象”の全英はやっぱりシェフラーの独壇場 29歳にして生涯グランドスラムに王手をかけた

公開日: 更新日:

 今季の男子メジャー4大会が終わりました。前週の全英オープンの松山英樹はギリギリ予選を通り、最終日の猛チャージで34位から16位まで順位を上げました。今回も随所にスーパーショットや見事なアプローチでファンをうならせましたが、初日の3オーバー97位という出遅れが痛かった。2つ目のメジャータイトルを狙える力は証明済みです。34歳になる来季は自分の体と向き合い、ベストコンディションで大会に臨んで欲しいです。

 今年の全英はR・マキロイの地元、北アイルランドのロイヤルポートラッシュGC(パー71)が舞台でした。前回開催の2019年に現地でコースを見ました。海沿いのリンクスコースではありますが、セントアンドルーズやミュアフィールドといったスコットランドを代表するリンクスとは違います。丘陵地帯の上につくられ、アップダウンがあり、フェアウエーからピンの根元が見えないホールもある。グリーンは砲台か片側が低くなっており、名物16番(パー3)のグリーン右は15メートルの崖。グリーン回りの傾斜ときついアンジュレーションにより、思い通りのショットを打っても外へこぼれてしまうシーンを何度も見ました。

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