故・伊良部秀輝は「らしい理由」でPL学園の誘いを断った…僕との出会いは小学5年生

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元巨人の橋本清氏による「僕だけが書けるスター選手の真実」(第14回=2004年)を再公開

 日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。

当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。

 今回は故・伊良部秀輝について綴られた、元巨人の橋本清氏(評論家)による「僕だけが書けるスター選手の真実」(第14回=2004年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。(※この項は全4回。今回はその①)

  ◇  ◇  ◇

「おい、見てみろよ。あいつ、えらいごっついボールを放ってるで」

 傍らにいた立浪が声をかけてきた。立浪とは幼稚園からの同級生。一緒に野球を始め、当時から野球センスはずばぬけたものがあった。その立浪がマウンドにいる相手投手を指さし、驚きの声を上げている。視線を移すと、ひょろりと背の高い投手が目に入った。

 何や、向こうのチームには外国人がおるんか。

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