活躍続く大学お笑い出身者 彼らが「先輩から煙たがられる」状況はいつ変わったのか

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 先日放送された「ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦」では、ニッポンの社長が優勝したが、ファイナリスト7組のうち、ななまがりやかもめんたるなどは“大学お笑い出身”だ。お笑い業界の中で、すっかり定着しつつあるその存在について、お笑い研究家の鈴木旭氏が分析した。

  ◇  ◇  ◇

 先日配信された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系/AbemaTV=6月27日、7月4日に配信)の企画「お笑い研究部」に鬼越トマホークの金ちゃんと良ちゃんが登場。昨年、新勢力として注目を浴びた“大学お笑い”を口撃したが、令和ロマンに返り討ちに遭った彼らが、“高卒芸人”代表として、約1年の時を経て再び牙をむくこととなった。

 まずは、金ちゃんがNSCに入った親戚から「東京NSCが大学お笑いに乗っ取られている」と相談を受けたことを報告。お笑い養成所に大学のお笑いサークル出身者が増えてしまい、「大学も行ってないのにお笑いなんてやるなよ」と嫌みを言われたり経験値の差を見せつけられたりと、何も知らずに入ってきた生徒たちを苦しめているという。

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