ジャガー横田長男・大維志くんが渡米を報告…"偏差値"重視の父親と名門「UCバークレー」入学の可能性
■目指すは合格率10%未満の最難関大学への編入?
この「UCバークレー」とは、州立のカリフォルニア大学バークレー校のこと。米国全土でもトップクラスの難関校とされる。留学生などの合格率は10%未満といわれる。
「高い成績評価は当然、たとえばTOEFLのスコアは難関大が90点以上のところ、バークレー志望者には100点以上を推奨しています。学力だけではなく、課外活動やリーダーシップ、エッセイの質もかなり考慮されるということで簡単に編入できる大学ではありません」(海外留学も取材する教育ジャーナリスト)
大維志くんは短大(コミュニティカレッジ=コミカレ)からの編入を公表しているが、「UCバークレー」を視野に入れていることから、コミカレもカリフォルニア州内の可能性がある。
「カリフォルニア州にはコミカレが全米で最大規模の116校もある。全米では1000校以上ありますが、州立大を目指すなら志望校のある州のコミカレに入るのが一般的で、実際優遇されるといわれます。職業訓練に特化したところから、難関大の編入対策に特化したところまで様々。目的や実績から仲介業者を選んで手続きします。日本の高校時代は英語が苦手だったというレベルの学生もいて、努力次第で世界的な有名大を目指せるチャンスはあります。ただ課題や予習で忙殺されるので、部活や余暇を楽しむ余裕はありません。カリフォルニア州の場合、授業料や寮費を含めて年間500万円程度。さらに夏季休暇などは寮から追い出されるため、日本に帰国する学生も多く、経済的に余裕のある家庭の出身者がほとんどです」(前出のジャーナリスト)