著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

野村克也・沙知代「名将を支えた“最低の女房”」(4)「私の人生において、唯一、絶対的なもの。それはいつも沙知代がいる、ということだった」

公開日: 更新日:

前妻との間の息子と再会

野村克也・沙知代夫妻(C)日刊ゲンダイ

 野村沙知代についての書籍は、実弟の伊東信義による「姉野村沙知代」と、実子のケニー野村による「グッバイ・マミー」が出されている。この二冊には、沙知代の無責任きわまる育児放棄、奔放な男性関係、弱者に対する横暴、信じ難い強欲と虚言癖などが、ここぞとばかりに書かれている。さらにケニーは、脱税について沙知代と電話で話した録音を検察に提出し、逮捕の手掛かりにしたと自著で明かしている。

 そのほか目を引くのは、ダンとケニーのふたりの子供に対する扱いである。 

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