時代に対して早過ぎ、難解過ぎた「偉大なるたたき台」

このアルバムについては、大滝詠一「NIAGARA MOON」(1975年)の回に少しだけ言及した。「NIAGARA──」を10点とすると、このアルバムは7点だと、少々シビアな評価をしたのだ。
その背景には、コンセプトが時代から少し早過ぎたことがある。
そもそもタ…
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