ドジャース山本由伸が3試合ぶり白星…痛恨の逆転ツーラン被弾も11勝目
山本由伸(27)が苦しみながらも白星を手にした。
日本時間25日のパドレス戦は6回を1本塁打含む4安打2失点で11勝目(8敗)を挙げた。
初回、無死一塁から好打者アラエスを二ゴロ併殺に仕留めるなど、序盤は上々の立ち上がり。本来の山本らしく150キロ台半ばの直球とスプリットで付け入る隙を与えなかったが1-0の三回、1死から8番クロネンワースに左前打を許すと、続くディアスにはカウント2-2から内角高めのスプリットを捉えられ、左翼スタンドに2ランを浴びた。捕手が本職のディアスはインサイドワークなど守備に定評はあるものの、打撃はイマイチ。この試合の前までで打率.196、5本塁打と低調な打者に痛恨の逆転弾を喫した。
四回以降はタティス、アラエス、マチャドら強力打者に仕事をさせず、持ち直したものの、六回を投げ終えたところで92球と球数がかさんだこともあり、降板した。
同点の場面でリリーフ陣にマウンドを託したが、直後の七回表、この日バッテリーを組んだラッシングが勝ち越しの3号3ラン、さらに1死一塁から3番フリーマンがダメ押しの18号2ランを放つなど打線が爆発。山本に4日のレイズ戦以来3戦ぶりの白星がついた。