“一発屋”小平智V4260万円でランキング66位→5位に…国内男子「高額賞金の恩恵」は今季限り

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【ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント】

 選手にとっては、とってもおいしい大会だ。

 同一主催者による2週連続の新規大会「第2戦」は、通算24アンダーで小平智(35)が国内では7年ぶりの通算8勝目(日米ツアー9勝目)を挙げ、今季ツアー最高額の4260万円を手にした。ちなみに、1打差の単独2位で終えた大岩龍一(27)でも2130万円。主催者は予選落ちの選手にも5万円を出すという。

 それにしても、ビッグな賞金だ。米ツアーでシード権を逃し、昨年から主戦場を国内に戻した小平は、今大会前では今季の獲得賞金額は約330万円。ランキングは66位だったが、今回の優勝で一気に5位に浮上した。

 しかし、賞金によるランキング決定の制度は今季で終了。来季からはポイント制が導入される。すでにポイント制になっている国内女子ツアーは、3日間大会優勝で200ポイント(P)、4日間大会300P、国内公式戦400Pなどと、配分が決まっている。

 男子も今季から下部ツアーではポイント制が導入されているが、あるプロがこう言う。

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