何度も言うが自民党政治がもう限界…この国にとっての「石破続投」の損と得

総裁選前倒しは、すっかり骨抜きにされつつある。今後は外交日程が続くから、大メディアがそれを実況し、続投容認ムードになっていくのか。自民党政治が続く限り、実質賃金は上がらず、コメ高騰もそのままだ。
◇ ◇ ◇
今年の秋に出てくる新米。この価格が空恐ろしいことになりそうだ。農水省が認めたように今年もコメ不足は変わらない。加えて、この猛暑で、不作の可能性もある。そこで、集荷競争が激化し、JAは農家に支払う前払い金である「概算金」を引き上げている。他の業者も負けじと上げる。結果、店頭価格もとんでもないものになりそうなのだ。
どれくらい上がるのか。北海道のホクレンがゆめぴりか60キロに支払った概算金は3万円で、前年比1万2500円増。ななつぼしは2万9000円で1万2500円増。きらら397は2万8500円で1万2500円増。なんと、約1.7倍である。店頭価格は5キロ5000円を超えてくるのではないか。
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,797文字/全文3,215文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】