お笑いスランプ トレンディエンジェル斎藤のネガティブな魅力に再ブレークの予感
「鹿賀丈史、市村正親、堂本光一……斎藤さんだぞ」
(斎藤司/フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」8月16日放送)
◇ ◇ ◇
何も考えずに見ても笑える、底抜けに明るいハゲネタ漫才で2015年のM-1グランプリ(テレビ朝日系)を制したトレンディエンジェル。斎藤司(46)はその後、伝統あるミュージカル「レ・ミゼラブル」のキャストにも抜擢された。芸人が出演したのは、1987年から上演されている長い歴史の中で初めてのことだ。
ミュージカルの聖地・帝国劇場が建て替えで一時休館する際に放送された「さよなら帝国劇場 最後の1日」(日本テレビ系)にも出演。そのスゴすぎる共演者たちと名を連ねたことを自身のギャグを交えて表現したのが今週の言葉だ。
そんなはた目からは順風満帆な芸能生活に見える斎藤だが、肝心の本職であるお笑いでは“スランプ”に陥っているという。代表的ギャグである「チェケラッチョハゲラッチョ」も「別におもろないでしょ」と吐き捨て、「俺、もう面白いことひとつも思いつかない」と嘆く。相方のたかしが考えたボケを紙に書いているだけの書記状態だという。