福留光帆 一見、線が細いが指原莉乃に負けない毒とセンスを秘めた逸材
2023年に上京するも、一時は仕事がなくニート状態だったというが、2024年に「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などを手がける元テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行のYouTube番組に呼ばれ、ドッキリでだまされる設定のはずが想定外に大喜利力を発揮。テレビ界が「もしかして相当の逸材なのでは」と色めき立つことになる。
ちなみに彼女の大喜利回答の代表作には、「池の水抜いてみました」みたいなタイトルのクソ番組を教えて下さい→「おじいちゃんのおヘソ掃除してみた」などがある。
見た目は華奢で、AKB48出身バラエティー班の先輩である指原莉乃や高橋みなみは肉料理的なパンチの効いた強さがあるのに対し、福留光帆は食後の果実、たとえばシャインマスカットのような爽やかさを思わせる。線が細い感じがあるが、そこがむしろ愛らしい。ただし、この果実は、皮をむくと内側に指原に負けない毒とセンスを秘めている。
福留は父親の影響でボートレースにも詳しく、「奇麗なレースをする選手」が推しだという。
どんなにハチャメチャなことをしたり言ったりするのを辞さないとしても、彼女の中にはきっと彼女なりの「奇麗なお笑い/バラエティー」の美学があるのではないだろうか、とその言葉に福留光帆の志向性と人柄を感じた。