杉田かおる“毒舌”の仕掛け人は…あの名プロデューサーだった
と熱く語る彼女は、とても10代とは思えなかった。
当時はお母さんがマネジャーをしてらして、大きな記事のお礼にと、ご自宅での食事に招かれたことを覚えている。後に杉田のマネジャーになった妹さんともその時に知り合った。杉田の誕生日だというので小さな花束を持って行ったものだ。
ずっと後になって、リポーター陣とタレントが“対決”するバラエティー番組で共演した際、杉田が「昔、100本のバラの花束を持ってきてくれて、それ以来、スキャンダルネタで『マスコミが集まっている』とか教えてくれた」と言い出した。当然、リポーター陣には“裏切り者”扱いされたものだ。
番組終了後、「100本も持って行ってないよ」と言うと、「オーバーに言わないと、バラエティーとしておもしろくないでしょ」と忠告された。
聞けば、杉田にバラエティートークを教えたのは、日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」などの名プロデューサー、菅賢治さんだという。
杉田が交際相手とケンカしてキッチンシンクにガラスのコップを投げつけて割ったという話をしたところ、「全体的にはおもしろいが、いらないところをはしょって、キッチン全部をカナヅチで破壊した」というふうに話せと言われたそうだ。