著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

ミキティ&庄司智春はレギュラーゲット、唐沢寿明&山口智子は仲良く独立へ…だから夫婦円満は価値がある

公開日: 更新日:

 藤本美貴&庄司智春夫妻の料理番組「ミキティダイニング」(フジテレビ系)がスタートした。元々不定期で放送していたものがこの秋からレギュラー放送となった。

 タイトル「ミキティダイニング」に夫の名前がないところに夫婦の立ち位置がわかる。妻のおかげでレギュラー番組を手に入れた庄司、「ミキティ~」と叫び続けた甲斐があるというものだ。

 夫婦の料理番組といえばその昔、日本テレビ系で高島忠夫&寿美花代の「ごちそうさま」という長寿番組があった。その令和版といったところか。

 初回放送4日のゲストは元V6三宅健。三宅に結婚した理由を聞かれて「(ミキティの)顔がタイプ。こんなに強いとは思わなかった」と語った庄司が、仲がいいのは見ていればわかる。ミキティの料理は調味料なども目分量で三宅も驚いていたが、そういう気負いのなさが、彼女の魅力でもあり、女性に支持されるのだろう。

 番組の前半は食材を求めて2人でお出掛け。畑で収穫を手伝ったり、野菜の選び方、おいしく食べる方法など生産者の声を聞いたり、お役立ち情報があるのもいい。ミキティの適当のおかげで料理のハードルが低く、誰もが楽しめる番組になっている。

 そして思い出すのが小柳ルミ子と(元)夫の大澄賢也が踊りながら料理を作る「セイシュンの食卓」(テレビ朝日系)。年の差結婚で世間からはバカップルよばわりされていたが、それを逆手にとったような番組で、あまりにもシュールで当時話題にはなった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  3. 8

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞