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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

ラグビー日本代表テストマッチで5戦4敗の無惨…「やってはいけないこと」の徹底が欠落していた

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 今秋のラグビー日本代表では、テストマッチを通じて成果と課題が鮮明に浮かび上がった。長年にわたりジャパンの歩みを追いかけ、その変遷を見続けてきたスポーツライター・永田洋光氏は、今回の戦いぶりをどう読み解くのか。今回はその【前編】。

  ◇  ◇  ◇

 これが、27年W杯で「ベスト8」を狙うチームのパフォーマンスなのか。

 ジャパン(世界ランキング13→12位)の、秋のテストマッチ5連戦を見た率直な感想だ。

 幕開けとなった10月25日のリポビタンDチャレンジカップ・オーストラリア(7位)戦こそ、自陣のトライラインを背負ったパワープレーを耐え抜くなど、粘り強い防御で15対19と食い下がり、確かな成長を感じさせた。

 しかし、ヨーロッパに渡ってリポビタンDツアーが始まると、1日(現地時間 以下同)には世界1位の南アフリカと対戦。W杯3連覇を狙う王者の本気の迫力に、ほとんど為す術がなく7対61と完敗した。

 翌週8日のアイルランド(3位)戦も、相手が主力を温存したにもかかわらず、10対17と追い上げた後半6分に、自陣に少し入った地点でのラインアウトでつまらない反則を犯して攻め込まれ、パワープレーからトライを奪われて勝負は決した。

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