メジャー挑戦組出場の追い風になるのか? 巨人岡本は「絶対に出たい。ただ…」
大谷翔平のWBC出場表明に大喜びの侍ジャパンの関係者は、“これがほかの日本人メジャー選手の出場にも追い風になれば”と期待している。
カブスの鈴木誠也、エンゼルスの菊池雄星、メッツの千賀滉大らはもちろん、ポスティングシステムで今オフのメジャー挑戦を目指しているヤクルトの村上宗隆、巨人の岡本和真、西武の今井達也らも侍ジャパンの中心となる戦力。影響力のある大谷の決断に彼らが触発されるとすれば、井端監督も万々歳だが、「それとこれとは別問題です」とさるメジャー関係者がこう続ける。
「誠也は来季限りでカブスとの5年契約が切れる大事な年で、千賀はこのオフの放出要員とされている。移籍となれば、WBC出場は獲得球団の判断次第ということになります。村上、岡本、今井はメジャー1年目。過去に米球界ルーキーでWBC出場が許された日本人選手は、前回大会のレッドソックス吉田正尚の例があるのみです。キャンプ、オープン戦でメジャーの環境に慣れることが優先され、球団が派遣を認めないケースがほとんど。選手本人が出たいと言っても、特にルーキーは球団の判断に従わざるを得ません」


















