(1)手術を受けても射精機能を温存する選択肢がある

公開日: 更新日:

 夜中に何度もトイレに起きる、スッキリ出ない、残った感じがする──。

「年のせいだから仕方ない」と思っていませんか? 実はその裏で、男性の“性の悩み”も静かに進んでいることがあります。

 私はこれまで男性の更年期や性の問題を取材してきましたが、最近とても気がかりなことがあります。排尿と性機能のトラブルは同時に起こりやすいということです。それなのに、どちらかひとつだけを解決しようとして、結果的に“後悔”してしまうケースを耳にすることがあります。

 前立腺肥大は50代ごろから増えはじめ、70代では約7割の男性が抱えるといわれます。前立腺が尿道を圧迫し、尿が出にくくなり、夜中に何度もトイレに起きるようになる。放っておくと膀胱に負担がかかり、尿もれにつながることもあります。

 まず行われるのが薬物療法です。前立腺や膀胱の筋肉をゆるめて尿の通りをよくする薬などで改善を目指しますが、効果が不十分な場合や重症例では手術を検討することになります。

 ところが、見過ごされがちなのが“性”への影響です。排尿の悩みが続くと自信を失い、気力までもが落ちてしまう。私は、こうしたストレスが男性ホルモン(テストステロン)を下げる一因になるのではと感じています。さらに手術の種類によっては、射精ができなくなること(逆行性射精)があるのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」