「男は黒ヒョウ、裸のようなカッコウが悪い」福田官房長官が太田暴言を擁護

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「男は黒ヒョウ。(女が)そんなカッコウでいる方が悪い」──。自民党の太田誠一元総務庁長官が「集団レイプをする人は元気がある」との発言で頭を下げた直後、福田官房長官がこんな暴言で“太田援護”をしていたという。

 福田官房長官の暴言は先週末、オフレコの記者懇談で飛び出し、永田町に広がった。まず太田議員について「集団レイプが犯罪って知らなかったんじゃないの」と切り出し、胸を開いて見せるジェスチャーを交えながらこう続けたという。

「だけど、いかにもしてくれというカッコウの女性もいるじゃない。ぼくだって、誘惑されちゃうぞ」

 レイプされた女性の方に問題ありといわんばかりの発言に、出席者が眉をひそめても、お構いなし。同席の秘書官や広報官が焦りまくる中、発言をエスカレートさせた。

「レイプが悪いのは当たり前でしょう。でもそこら辺を歩いてみれば、いっぱいいるでしょ。男は黒ヒョウ。裸のようなカッコウでいる方が悪い。出来心でやっちゃう場合もあるでしょう。最近は女性も強くなり、逆に男がレイプされることだってあるんじゃないの」

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