唐沢寿明&山口智子夫妻“独立劇”の行方…個人事務所設立ブームの一方で、大手芸能プロ回帰現象が起きるワケ
大手芸能プロ「研音」は2日、独立報道のあった俳優の唐沢寿明(62)と山口智子(60)の退所を公式サイトで正式に明らかにした。
《平素より唐沢寿明・山口智子を応援していただきありがとうございます。この度、唐沢寿明・山口智子は2025年12月31日をもちまして研音グループを離れ、新たなスタートをきることになりました》とし、唐沢と山口は連名でのコメントで《2026年1月から唐沢寿明と山口智子による『TEAM KARASAWA』を発足し、新たな活動を開始いたします》と発表した。
「還暦を迎え、唐沢の『マイペースに仕事をしていきたい』という思いを山口が尊重し、夫唱婦随で芸能界での第二の人生をスタートという構図でしょう。古い言い方になりますが、古巣への仁義を通した円満独立とされています」
とは、週刊誌芸能デスク。
「折しも、公取委が芸能事務所に対して、所属タレントの移籍や独立を妨害しないよう求める指針を発表したこともあって、トラブル含みだった独立のハードルが下がり、自分たちで思い描いた仕事や表現をしていく…そんな新時代になっていくと前向きに捉えている芸能人は少なくないと思いますよ。旧ジャニーズ事務所が元SMAPの『新しい地図』の3人に対して、テレビ各局に彼らを使わないよう圧力をかけていたとして、公取委が2019年に注意して以降、風向きは変わった。米倉涼子に柴咲コウ、竹野内豊に堺雅人ら売れっ子が独立してますし、不利な条件で酷使され長期間拘束されるような『奴隷契約』も社会的に問題視されていますから、良くなっていくのではないでしょうか」(同)