有吉弘行「全く面白くない」のに紅白3年連続司会 今年はさらなる「安全運転」不可避のジレンマ

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 有吉が、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐(53)に「おしゃべりクソ野郎」とあだ名をつけたのが2007年のこと。毒舌芸で大きく躍進し、一時は時代の寵児とももてはやされたが、その本人に「老害批判」が出る時代になったということか。もっとも、そんな批判が出ること自体は「必ずしも悪い兆候とは限らない」とスポーツ紙芸能デスクはこう指摘する。

「1994年に『猿岩石』を結成してから31年、毒舌芸で再ブレークしてから18年。有吉さんもベテラン芸人として認識されるようになってきたからこその批判でしょう。加えて有吉さんが紅白で司会を務めるのは、ご存じの通り3回目。回数では大泉洋さんに並びましたし、来年も、となれば内村光良さんの4回にも並びます。安全かつ安定した司会者という認識が広まれば、ベテラン芸人から『重鎮』と呼ばれる日も近い」

 芸人人生、長い目で見ればNHKに恩を売っておいて損はない。やっぱり今年も毒舌は封印、面白さより「超安全運転」で行くしかない!

  ◇  ◇  ◇

 有吉弘行だが、10月4日深夜放送の「オールスター後夜祭」では番組の悪乗りに巻き込まれていた! 関連記事【もっと読む】フジ特番に続きTBS「後夜祭」も炎上で有吉弘行もイメージ悪化? 番組の悪ノリがタレントにもたらすリスク…では、そのトバッチリについて伝えている。

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