令和の“ストレスあるある”に好感 「め組の園」番組演出はオードリー若林と南キャン山里を引き合わせたキーマン
「秘密のストレス共有バラエティ め組の園」(TBS系=7月15日スタート)が面白い。令和の時代に抱える“ストレスあるある”をコントVTRで再現し、共有して笑い飛ばすことで日々の不満を解消してスッキリしようというバラエティーだ。
初回は、「不機嫌ハラスメント夫」「ハラスメントおびえすぎ上司」「モバイルオーダーを押し付ける上司」の3本立て。どれも現代的な悩みだが、とくにモバイルオーダーのエピソードには共感を覚えた。
上司を演じるマシンガンズの滝沢秀一と西堀亮、トム・ブラウンのみちおの3人が、部下役の俳優・加藤諒と居酒屋にやってくる。ふと見ると、卓上のボードにQRコードの表示が。「最近はやりの……」と顔をしかめる上司たち。
すると、西堀が「若いからいけるだろ、こういうの。な?」と加藤にほほ笑む。加藤は快く引き受けスマホでオーダー画面を開くのだが、適当なノリで注文の数が変わり、「友だち登録の割引」や「口コミ投稿のデザート追加サービス」までせがまれて鬱憤がピークに。そこで、「全部任せてんじゃねぇ!」「こういうお店の特製スイーツは、小っちぇ小っちぇわらび餅が相場って決まってんだよ!」などと吠える展開だ。