歌手・湯原昌幸さん振り返る 妻・荒木由美子さんとの出会いから結婚まで、せんだみつお「ナハ、ナハ」誕生秘話

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湯原昌幸さん(歌手・78歳)

「雨のバラード」(1971年)の大ヒット以来、司会やバラエティーで活躍する湯原昌幸さん。元アイドルの荒木由美子さんとは芸能界のおしどり夫婦としても知られるが、芸能生活60年を超える芸歴の中で記憶に残るシーンを語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇

 僕にとってインパクトが強いのはやっぱり由美子のことかな。

 今から50年くらい前になるけど、博多どんたくという九州のお祭りがあって、博多のビルの谷間に建てたステージで僕が司会をやったことがあるんです。そこにその日が歌手デビューの由美子がやってきた。

■出会いではキッと睨まれた?

 由美子はその前に、花王のシャンプーの「フケなしね」というCMに出ていて、僕にとってはその印象が強くてね。一目で「あの子だ」とわかった。その時、彼女はステージに上がる階段で出番を待っているところでした。それで後ろからポンポンと肩を叩いて、「フケなしねの子だね」と言ったら、キッと睨まれて。すごい気の強い子だなあと思ったのが最初の出会いです。

 彼女は佐賀の出身です。その時は博多まで両親やおばあちゃんがデビューする姿を見にきていたんです。彼女とその時のことを思い返すと、由美子は「本当に緊張していて、急に声をかけられたから、ビックリして振り返って、怖い顔になったんじゃないかな。睨んでいないわ(笑)」と毎回話します。

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