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一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

(122)警察官が誠の顔を凝視

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 また警察官はじろじろとバイクに目をやり、「じゃ」と笑顔を浮かべ自転車を引いていった。

 誠は、去っていく男を見つめる。

 すると、自転車が停まった。

 静止していた警察官が、ゆっくりと振り返る。

「ああ……」

 警察官が自転車を倒し、どこかへ通報し… 

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【連載】十二の眼

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