「紅白に出たい」岩井千怜が悲願達成の条件は?「2人セットでなければ画にならない」テレビ関係者は辛辣
「ツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」第2日(宮崎CC=6543ヤード・パー72)は、強風が吹き荒れたわけでもないのにスコアが伸びず、首位は通算6アンダーの穴井詩。
アンダーパーが17人から12人に減ったのは、ピンポジションが10ホール以上も奥目に切られたからだろう。不慣れな高麗グリーンで、しかも奥に向かって傾斜があるホールもあり、ピンを大きくショートするため、グリーン上で苦戦する選手が多かった。
そんな中、岩井明愛(23)が通算5アンダーで首位に1打差の2位タイで3日目に進む。妹の千怜(23)は2打差4位タイに浮上。最終日の姉妹対決を期待するファンは多い。
「岩井姉妹」といえば、妹の千怜が開幕前、「(NHK)紅白歌合戦に審査員で出たい」と言って報道陣を驚かせた。過去に審査員席に座った女子プロは、1989年小林浩美、93年平瀬真由美、98年服部道子、99年福嶋晃子、2006年横峯さくら、07年上田桃子、19年渋野日向子などがいる。
渋野は同年の全英女子オープンを制し、日本人選手では樋口久子以来、42年ぶり2人目の海外メジャーチャンピオンに輝き、一躍脚光を浴びた。渋野以降は笹生優花(2勝)、古江彩佳、西郷真央、山下美夢有が次々にメジャータイトルを獲得したものの、紅白には呼ばれなかった。日本選手のレベルが上がった昨今、1つや2つメジャーに勝ってもNHKから声がかかることはないだろう。


















