「妻はオオカミ少年みたい」いつも“離婚する”と叫ばれウンザリ。悪口ばかりの関係に夫が終止符を打つ日
46歳、妻はちょっとおかしい
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。か。
【冷酷と激情のあいだ~男性編~】
「いや〜…、ウチの妻はマジでちょっとおかしいですよ。だって、喧嘩のたびにいつも『もう、離婚だ!』とわめくんですよ。
もう結婚12年目ですよ? いい加減に安定してもいい頃合いだと思うんですけどね。新婚のときと変わらずに熱量の多い喧嘩を吹っかけてくるので、ちょっとついていけないですね…」
40代も半ばを過ぎ、体力的にもしんどい日が増えたとこぼすコウスケさん。
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妻は“オオカミ少年”
「なんだかウチの妻って、イソップ寓話の“オオカミ少年”みたいじゃないですか? ほら、『オオカミが出るぞー』って嘘をつきすぎて、本当にオオカミが出たときに信じてもらえなかったっていう。
ウチの妻も“離婚する、離婚する”ってさわぐだけ。まったくその気はなさそうですからね。それに、妻は喧嘩の原因は俺にあるとギャーギャー言うけれど、結局は彼女が俺を思い通りにできないからキレてるだけ。
単純に、わがままなんですよ。なんでそんなに俺をコントロールしたがるのか、意味不明ですよ。家でリラックスなんて全然できませんよ。こっちは仕事でクタクタなのに」
我が妻ながら、何を考えているのかわからないと暗い表情を見せるコウスケさん。家に帰るのが憂鬱になる日も多いそうです。
あと8年の我慢
「子どもがね、10歳になったんですよ。だからあと8年我慢して、子どもが大学に入ったら離婚しようかなと漠然と考えています。
妻は『離婚』って言うだけ。自分からは全く動かないでしょうしね。でも、俺は違います。俺は一度でも『離婚』って言ったら、ちゃんと有言実行しますよ。それくらい重い言葉だと思っています」
コウスケさんは、妻が実母に自分の文句や愚痴を言っているのも知っていると肩をすくめます。
母も子どもも呆れてる?
「母が妻の言葉に動じず、いちいち騒がないことにはすごく感謝していますね。でも、そんな妻のやり口にもうんざりなんですよ…。息子の悪口を聞かされて楽しい母親なんて、います?
妻がもうちょっと人間的にしっかりしてくれればって思いますけどね。子どももヒステリックな母親だと、白けた目で見ていますし、俺もああいう女性と老後まで一緒に過ごしたいとは思えないですね」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
(並木まき/ライター・エディター)


















