生放送中に急激に視野が狭くなって…吉田照美さん高血圧症を語る
吉田照美さん(ラジオパーソナリティー/74歳)=高血圧症
僕はお酒もたばこもやらず、暴飲暴食もしないんですけど、昔からずっと「高血圧」だったんです。
長年ラジオをやらせていただいてますが、日中の生放送にはラジオショッピングのコーナーがありますよね。40代後半の頃、たまに血圧計を宣伝する機会があって、パーソナリティーの僕が装着して測ると、いつも上が180㎜Hgでした。
でも、体には変調がまったくないし、生活に不都合なこともないので「本番中だから興奮しているだけかな」と何年も放っておいたんです。なにせ僕は大病の経験がまったくなかったから。マネジャーからは「健診を受けて」と言われても面倒になって無視していて、血圧も気にせずに20年以上経ってしまいました。
たまたま今年、「ちょっと行っとこうかな」と気まぐれで健診を受けたんです。すると高血圧で「今日のうちに大きな病院で検査してください」と言われ、大きな病院で同じ検査をして血圧降下剤と血液をサラサラにする薬をいただきました。
でも、僕は薬がなんとなく好きじゃなくて、4日くらいたった日に「血圧降下剤は僕に合わないんじゃないか」と勝手な自己判断をしてしまい、サラサラにする薬だけを飲むようにしたんです。先に断っておきますが、絶対に自己判断で薬を飲まなくなるのはいけません。
そしたら、たまにめまいのような症状が起き始めたんです。伊東四朗さんと30年くらい続いている「親父・熱愛(オヤジパッション)」の生放送中に急激に視野が狭くなる感覚に襲われて、目の前にいる伊東さんをまともに見られなくなりました。ただ、それが5分くらい続くと、元通りになって何でもなくなるんです。そんなことが何回かあり、伊東さんも「大丈夫?」と心配してくれてました。
台本が読めなくなって、女性アナウンサーに読んでもらうことも何度かあったんです。それでも僕は「きっと血圧降下剤が良くなかったんだ」と思って、その後も飲まずにいました。
ある日の本番後もめまいがして、マネジャーが心配してその日のうちに病院に行こうとなりました。すると血圧が190で即入院。下も110はいってたかな。これが僕の74年の人生で初めての入院です。
「えー、困ったなあ。下着持ってないけど」とまずそんな心配をしました(笑)。でも、下着などは病院で購入できるし、物は何もなくても入院できると言われて。先生に薬を飲んでなかったことを伝えると、「ちゃんと飲んでもらわないと困るんだけど」と真剣に叱られました。
それから、薬が入っている点滴治療を続けました。食事は魚中心の普通の食事でしたね。当初に先生に言われた通り、1、2週間で退院できそうだったんです。回復が早かったから。そしたら、退院前に尿路感染症にかかっているとわかりました。頻尿は前からだったんですが、入院中に頻尿が激しくなり、「変だなあ」と思って先生に調べてもらうと「尿路感染症ですね」と……。
点滴をやるために退院は延期し、9月中に退院して自宅療養してから仕事に復帰できました。薬を飲んでいれば平気とのことで、今は2つの薬をちゃんと飲んでいます。やはり、お医者さんの言うことには従わないとダメです。


















