著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

高市首相発言で…アメリカでは「Karoshi=過労死」に注目?

公開日: 更新日:

 高市早苗首相が午前3時に会議を招集し、さらに国会答弁で「1日2〜4時間しか寝ていない」と発言したことが、ニューヨークタイムズなどアメリカのメディアにも報道され、「さすが過労死の国」と波紋を呼んでいます。

 NYタイムズは「日本の新首相は根っからの働き者として知られ、社交の場をしばしば欠席したり、ワークライフバランスの概念を公然と否定してきた」と紹介。その上で「それでも午前3時の会議には驚かされた。」と述べています。

 同紙はまた、「近年日本では過労死問題が深刻化している中、この出来事は日本社会にとって特に敏感なテーマに触れた。」と指摘。他のメディアも、日本が“生産性向上”を名目に、過労死防止のために設けられた残業時間の上限を緩和する動きを検討していると報じ、高市首相がその方針を支持していることに言及しています。

「Karoshi(過労死)」という言葉は、今やアメリカでもそのまま通じるほどになっています。実際アメリカにも、職場ストレスは死因の第5位に挙げられ、心臓発作や脳卒中、自殺に至る精神的ストレスなど、長時間労働による健康被害が深刻化。専門家は「健康よりも生産性を優先する文化が背景にある。」と分析しています。

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