歌手・湯原昌幸さん振り返る 妻・荒木由美子さんとの出会いから結婚まで、せんだみつお「ナハ、ナハ」誕生秘話

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“日本のフリオ・イグレシアス”をめざします

 今年の春、レコード会社を移籍しました。今月5日に移籍第1弾の「どうかしてるね」をリリースしました。作詞は「エヴァンゲリオン」の「残酷な天使のテーゼ」の及川眠子さん、作曲は「天城越え」の弦哲也先生です。アニソンとど演歌のコラボ、異種格闘技みたいな曲です。どんな曲になるだろうと思ったら、洋楽と演歌のにおいがして、しかも、日本人のDNAといえる歌謡曲にしっかり仕上がっています。

 ディレクターはおためごかしだと思うけど、日本のフリオ・イグレシアスになってほしいなんて言っています。ジャケットはそれを意識してのもの。由美子は曲を聴いて「度肝を抜かれた」と驚いていました。

 女が男に三くだり半をつきつけるというのが歌詞のテーマ。もうあなたはイヤだと言われて男がうろたえる。僕で例えるなら、これまで由美子とうまくやってきたはずなのに、年をとってから裏切られたということかな。女に甘えてぬるま湯につかっていた男が突然、妻やパートナーにぬるま湯を抜かれて、クシュンとクシャミするような。あなたはぬるま湯につかっていませんかと問いかける歌です。

 (聞き手=峯田淳)

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