伏見寅威の放出は日本ハムの大きな懸念材料に…データでハッキリ“勝てる捕手”の貢献度
日本ハムから阪神へトレード移籍した捕手の伏見寅威(35)が入団会見。チームの連覇達成に意気込んだ。
今季は沢村賞投手の伊藤と最優秀バッテリー賞を受賞したが、夏場以降は出場機会が減っていた。阪神への移籍をプラスに捉えているようだ。
そんなベテラン捕手の移籍にショックを受けているのが日本ハムの投手陣だという。今季は優勝したソフトバンクに次ぐチーム防御率2.53をマークしたが、エースの伊藤やオリックス時代からコンビを組む山﨑はもちろん、今季8勝でブレークした達も伏見とのコンビで7勝をマーク。オリックス時代にリーグ3連覇を経験した「勝てる捕手」として、田中正ら救援陣からの信頼も得ていた。
データサイト「Proran」によれば、伏見がマスク時は防御率2.43なのに対し、正捕手の田宮は2.81。その他の数字でも伏見の貢献度の高さが目立つ。
阪神はいい買い物をしたといえそうだが、日本ハムは伏見放出の影響が懸念されている。
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