ケンコバ「結婚発表が遅れた理由」をけむに巻いたのは“サービス精神”から
「コバヤシさんには」ではなく、「俺らには」という言葉の配慮に救われたという。くしくも、ケンコバが結婚&第1子誕生を明かした翌日に有吉は第2子誕生を発表した。
豪快さと繊細さ。どちらも持っているのが長く支持される芸人の特徴かもしれない。筆者は、昨年初開催された「MXグランプリ~異端芸人決定戦~」(TOKYO MX)を取材する中で、その要素をMCのケンコバから感じ取った。
「MXグランプリ」は、ほぼメディアに露出したことがない型破りな芸人たちが集う賞レース。そんなテレビ慣れしていない出演者を相手に、ケンコバは絶妙なフォローとツッコミを入れ大会を盛り上げていく。何より驚いたのは後半のあるパフォーマンスだ。
2分のCM中に「もう帰ってきません」と言い放ってスタジオを後にし、残り10秒足らずでようやく会場に戻る。5秒でステージへの階段を上り、ジャストで司会者台に到着したシーンは会場から驚嘆の声が上がった。
放送終了後、囲み取材が始まる。そこでもケンコバは冗談を交えて場を和ませ、ハリウッドザコシショウら審査員たちが話しやすい空気をつくってくれた。
とにかくサービス精神が旺盛なのだ。自身の結婚発表が遅れた理由をけむに巻いたのも、それゆえのことだろう。
(鈴木旭/お笑い研究家)


















