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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

見上愛は桐朋女子中高から日芸演劇学科に進んで演出家を志す 大学同級生・河合優実との本当の関係

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 そのためには演じる側の視点も必要だと考えた見上は現在も所属する芸能事務所ワタナベエンターテインメントのスクールに通うようになった。桐朋女子高校は芸能活動を禁止しており、純粋に演技の勉強のためだった。

 大学は日大芸術学部演劇学科に進んだ。同学科にひときわオーラを放っている同級生がいた。のちに日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞する河合優実(25)である。見上は演出コース、河合は演技コースに属していた。コースは違ったが、その可愛さに圧倒された見上は河合とどうしても話したくなった。人見知りの見上は逡巡した末に勇気を振り絞り「友だちになってください」と声をかけたのである。河合は突然の出来事に戸惑いながらもうなずいた。以降、2人は急速に距離を縮め、一番の親友になった。

 演出家を目指すはずだったが、不思議な空気を醸し出す見上をワタナベエンターテインメントは放っておかなかった。女優としてデビューさせてしまうのである。大学3年の時、ドラマ「きれいのくに」(NHK)で容姿に劣等感を持つ女子高生を演じると、次々にオファーが舞い込むようになる。同年、映画「衝動」で初主演を務め、その後は一気にスターダムを駆け上がっていった。

 目まぐるしい忙しさだったが、撮影の合間を見つけて大学に通い、しっかり4年間で卒業した。撮影現場ではよく寝ているので、共演者たちから「眠り姫」と呼ばれていたという。

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