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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

小手伸也の強烈な存在感は、迷宮の時代から「縁」で熟成された

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 もちろん、この一連のエピソードは1分トークとして語ったことゆえ、多少の脚色はあるだろうが、その後、10年間ほど大きな仕事に恵まれなくなったのは事実。「NODA・MAPに出たことでやはり少し浮かれて、そのしっぺ返しをくらったなと(笑)」(朝日新聞出版「AERA」19年9月2日号)とも振り返っている。

 それでも「腐らないこと」と「人との縁をつなぎ続けること」を心がけ、目の前の仕事に向き合った。すると、ある舞台を見たプロデューサーの推薦で大河ドラマ「真田丸」(NHK)に抜擢された。「『真田丸』があったからこそ自分がドラマでどう頑張れば良いのかも分かるように」なったという(スポーツニッポン新聞社「スポニチアネックス」19年6月2日)。

 しかも主演は、同じ早稲田大学出身で同時代に演劇サークルのスターだった堺雅人。縁を感じた。さらに脚本の三谷幸喜に気に入られ、三谷の舞台にも出演。彼のドラマを見た脚本家の古沢良太により「月9」ドラマ「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)のメインキャストに抜擢された。

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