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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

NHK放送なのに「TOYOTA」の企業名が堂々と映り…「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」はいろんな発見が

公開日: 更新日:

音楽のジャンルや楽しみ方が多様化

 そんなふうに企業名に目を奪われた「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」だが、結果的にはバブルの再来かと思わせるほど華やかなイベントはあれこれ興味深く、ワクワクした。

 なんといっても、プレゼンターがくだんの豊田会長以外にも松たか子や戸田恵梨香、田中泯に本木雅弘、先日カンヌで最優秀女優賞を受賞した岡本多緒などなど。音楽業界だけで完結せず、映画界や芸能界、さらには企業まで巻き込んで「日本の音楽」を世界に発信しようという意気込みが伝わってくる。

 賞の数も実に78部門でそのうち、「頑張ったで賞」とか「世界観サイコー賞」まで出てくるのではと思ったが。いずれにしても音楽のジャンルや楽しみ方が多様化したということなのだろう。

 羊文学は知っていたが、ブランデー戦記や離婚伝説がバンド名とわかっただけでも番組を見た収穫はある。日本の音楽シーンは今こんなことになっているのか、そうした発見が多々あった。

 とはいえ、途中チラッと映った「演歌・歌謡曲部門 特別功労賞」受賞の北島三郎が後輩たちに囲まれて「まつり」を歌う姿のほうが気になったのも事実だ。

 プレゼンターは堺正章。マチャアキとサブちゃんの掛け合い、そしてサブちゃんの歌唱姿。そっちをもっと見たかったと思った視聴者も多かったのでは!?

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