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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

実は「下ネタが苦手だった」…どぶろっく森が操る相方・江口の絶妙なエロセンス

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 森は「僕はむっつりで、僕のエロは誰も共感しない」という。一方、江口は「エロのポップス」(マイナビ「マイナビニュース」19年9月25日)。「キングオブコント2019」(TBS系)の王者を勝ち取った「大きなイチモツをください」の歌ネタも森がメロディーを作ると、サビに突然、江口が思いつきでそのフレーズを乗せた。下品になりすぎない絶妙なエロワードセンスを江口は持っているのだ。

 一方で、江口は「キングオブコント」出場には消極的だった。コントの大会において歌ネタは評価されにくい。しかも賞レースではタブー視される下ネタ。二重に不利だった。ここでもアクセルを踏んだのは森だった。反対する江口を「とにかく出たい」と説得したのだ。

“エロいかエロくないか”より、“行きすぎているか、いないか”を考え、下ネタを苦手としていた自分が「引かない」ネタにしなければならないと考える森。その絶妙なバランス感覚があるからこそ、どぶろっくは下ネタでも愛されているに違いない。

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