「君の名は。」新海誠監督の妻は女優・三坂知絵子だった

公開日: 更新日:

「以前は『成宮観音』という芸名で女優だけでなくライターとしても活動していました。社会学者の宮台真司氏の秘書のようなこともしていて、宮台さんの紹介で月刊誌『噂の真相』(現在は廃刊)編集部でアルバイトをしていたこともあります。新海監督と結婚した時期は不明ながら、現在は6歳の娘がいます。最近は女優よりも新海作品の“裏方”としての活動が多いようです」(マスコミ関係者)

 三坂といえば語り草になっている作品がある。07年に初めて舞台化されたSM文学の最高傑作「花と蛇」(団鬼六原作)で主人公の遠山静子を熱演したのだ。舞台の演出を手掛けた劇団「月蝕歌劇団」代表の高取英氏は当時をこう振り返る。

「団さんの『花と蛇』を舞台化するにあたって静子役のオーディションをやったけど、ピンとくる女優がいなかったんです。そしたら団さんと私が飲んでいる席にたまたま彼女が来ていて“私じゃダメですか?”と。『花と蛇』は緊縛シーンやヌードもある作品です。それでも“縛っても大丈夫です”というので団さんが気に入って“君が静子をやりなさい”と即決。本番では本多劇場でヌードになって縄で緊縛された上で4メートルほど吊り上げられもしました。文字通り体当たりで挑んだ演技。素晴らしい作品になり団さんも非常に喜んでいましたね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」