著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

昔は“直”と呼ばれ…芸能人の闇営業は業務上横領に近い行為

公開日: 更新日:

 “闇営業”という言葉が世の中に大きく知らしめられた。カラテカ入江慎也(42)が2014年に振り込め詐欺グループの忘年会に事務所を通さずに参加したことが報道され、その場に雨上がり決死隊宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)らも、入江の仲介で同席したことが明らかにされた。

 当時、1人当たり100万円程度のギャラが支払われ、入江が受け取ったとされている。ただし、宮迫や田村らは入江に頼まれて顔を出しただけで、金銭は受け取っていないとしている。

 もちろん、振り込め詐欺グループの会に参加するというのは、「知らなかった」としても完全にNGであり、入江は所属する吉本興業との契約を解消となった。“クビ”ということだ。

 大手プロのベテランのマネジャーによると、「闇営業という言葉は、最近の若手芸人などが使っていて、昔は『直(ちょく)』と呼ばれていた。事務所を通さないで仕事を受け、領収書も出さずに通常のギャラより割安で営業するのです」ということだ。

 事務所を通さない営業については、特に大手の事務所は激怒するし、絶対に許さない。小さな事務所や売れていないタレントの場合に目をつぶっているというケースはあるというが、一発でクビになってもおかしくはないというのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学