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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「官僚接待」で思い出す“ノーパンしゃぶしゃぶ”と女王イヴ

公開日: 更新日:

 本をただせばノーパンは喫茶店が始まり。京都が発祥という説もあるが、有名だったのが大阪の“あべのスキャンダル”。ミニの下はストッキングのみ。コーヒーを運ぶ際に歩く床はガラス張り。下を見ればちらっと見える。それ見たさに高いコーヒー代を払っても客は集まった。

 ソープなどの風俗と違い、風俗的な要素を入れただけの店は写真誌や男性誌も掲載しやすかった。特にグラビアは「写真の方がわかりやすい」と格好のネタだった。メディアが報じればブームは過熱。歌舞伎町に誕生したノーパン喫茶では「こんなかわいい子がいる」と話題になったイヴがいた。店もイヴを全面的にメディアに売り込み、週刊誌だけでなく映画監督の山本晋也氏が自身の番組「トゥナイト」でリポート。「すごいですねぇ」「ほとんどビョーキ」とお得意のフレーズで紹介。イヴ見たさで客が行列をなすほどだった。

「ノーパンの女王」とまで称されたイヴを日活がスカウト。ロマンポルノ女優としてデビューするまでになった。デビュー時に取材した当時の話をひもとくと、静岡から家出同然に上京、「日給3万円」の看板を見て飛び込んだという。シンデレラストーリーとして今も語り継がれるひとりだ。

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