山田真貴子氏は“ジジ殺し” 内閣広報官の評判と夜の流儀

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「一体、何を食ったんだ?」――。菅総理の長男による“違法接待疑惑”。内閣広報官の山田真貴子氏(60)が、高額の接待を受けていたことが発覚し、問題となっている。総務省総務審議官時代の2019年11月、東京・虎ノ門で接待された金額は実に7万4203円。1人でこの金額なのだからビックリだ。

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  ◇  ◇  ◇

 山田氏は昨年、総務省を退職し、現在は内閣広報官の特別職。そのため「国家公務員倫理法」の規制対象ではないが、会食当時は倫理規程に違反していた可能性が高い。

 山田氏は早大法学部卒。1984年に旧郵政省(現・総務省)に入省し、第2次安倍政権が発足してまもない13年、女性として初めて首相秘書官に起用された。その後、放送行政を所管する情報流通行政局長などを歴任。19年7月から1年間、次官に次ぐ総務審議官を務めた。省内ナンバー2のときに高額接待を受けたことになる。

「山田氏は一貫して放送行政に携わってきました。東北新社が見返りを求めたとしてもおかしくありません」(霞が関関係者)

 私大出身、しかも女性でありながら異例の出世をしてきたのは、総務省を牛耳る菅首相の寵愛を一身に受けてきたからだ。

 昨年9月、菅政権発足とともに女性初の内閣広報官に就任している。総理会見のとき司会を務め、質問希望者がいるのを知りながら、毎回「次の日程があります」と会見を打ち切っている。

「飲み会も絶対に断らない」

 名前が知られたのは昨年10月、NHKに抗議したとされる一件だ。菅首相がNHK「ニュースウオッチ9」に生出演し、日本学術会議任命問題についてキャスターから鋭い質問を受けた。放送の翌日、山田氏は同局の政治部長に「総理、怒ってますよ」「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思いますよ」と猛抗議したと報じられた。

「彼女が出世したのは『仕事をそつなくこなす』と評価されるほど有能ということもあります。しかも若いころはかなりかわいい顔をしていた。山田氏は男っぽくてサバサバした性格だから、女っぽい女性が苦手な菅首相に気に入られたようです。いわゆる“ジジ殺し”なんですよ」(事情通)

 山田氏は昨年6月、あるサイトで大学生に向けて「飲み会も絶対に断らない。断る人は二度と誘われません」と幸運を引き寄せるポイントを語り、「私自身、飲み会を絶対に断らない女としてやってきました」と明かしている。

 夫は年下の総務官僚だ。

「今回、接待を受けて官房付に異動させられた秋本芳徳情報流通行政局長の後任についた吉田博史官房総括審議官が、山田さんの夫です。吉田さんは東大法学部卒で57歳。職場結婚したことになります。夫が昇進するという皮肉な結果になりました」(総務省事情通)

 山田広報官も国会で追及する必要がある。 

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