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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

「どれもクソみたいな不祥事」K-POPスターたちの転落、女性ファン失望させ再起不能に

公開日: 更新日:

 男性12人のEXOも鮮烈デビューした。EXOは2グループに分かれて韓国中国で活動、日本でも注目されたが、リーダーのクリスを筆頭にメンバーが脱退していく。

 時は流れた――。2016年、JYJのユチョンが複数の女性から性的暴行で訴えられる。強制性はなかったとして不起訴処分になるが、性行為の現場がトイレだったことで世間は嫌悪感を抱いた。その3年後、ユチョンは薬物使用容疑で執行猶予付きの有罪判決を受けている。

 BIGBANGのV.I(スンリ)も芸能界と政財界を巻き込んだ一大スキャンダルに関与。検察から「誤った性認識と態度だ」と厳しく指摘され、今月になって業務上横領や売春斡旋など複数の罪状で懲役3年の実刑判決を受けた。EXOを脱退し、中国で活動していたクリスも性的暴行罪で中国検察に逮捕されたばかりだ。

 かつて韓国人から「韓国では“ちんこが脳を支配して操っている”ような男を“ちんこの宿主”と呼ぶ」と教わり、当欄で書いたことがある。今回、K-POPファンの韓国人女性にスターの転落について聞くと、彼女はこう言い放った。

「どれもクソみたいな不祥事で再起は無理。ちんこの宿主の末路ですね」

 ファンも90年代よりパワーアップした。彼女たちを怒らせたツケは大きい。

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