亡き北公次の“肉声ビデオ”で語られているジャニー喜多川の生々しい性加害

公開日: 更新日:

「僕は真実を書いた。ジャニーズ事務所が、北公次が真実かウソか、この2つしかない」

 一部で大反響だった北公次の告白本「光GENJIへ」が出版されたのは1988年。翌年、同名のビデオが発売された。1時間の北の語りと街の声で構成されたものだ。

 一部では北が無理やり言わされたとか、ウソを語ったようにもいわれているが、北の三十数年前の話は今、問題になっているジャニー喜多川氏の性加害に関するものと同じである。

 中学を卒業して集団就職で名古屋、大阪、東京へと流れ、ジャニー喜多川と出会ったのは日劇ウエスタンカーニバルだった。当時、大人気だったグループ、ジャニーズの「付き人にならないか」と誘われ、ジャニー喜多川の住まいだった四谷のお茶漬け屋の2階に住むことになる。美少年だった北を「触りに来たりとかそういうことがありまして」。

 その後、当時、アメリカ大使館に勤めていたジャニー喜多川は昼間の休憩、食事の時間になると帰ってきて「体にキスしたり、僕自身……を舐めたりとか、そういうことをやって……仕事に戻る生活が続いた」。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?