ジャニー喜多川氏「性加害問題」で新証言 服部吉次さんと友人が明かした壮絶被害と恐怖の記憶

公開日: 更新日:

「恐怖と困惑で誰にも言えなかった」

 しかし、やがて劇場の暗がりの中でセーターの中に手を入れて体をいじられたりするようになる。7歳の松﨑さんは、訳がわからないまま、されるがままだったという。さらに暗がりに止めた帰りの車中で、服部さんと同じようにオーラルセックスをされた。松﨑さんは、恐怖と困惑で母親をはじめ、家族の誰にも言えない日々が長く続いたという。

 そして“軽井沢乱行事件”が起こる。ジャニー氏が「軽井沢にスケートに行こう」と言い出し、「ジャニーズ少年野球団」のメンバー3人、松﨑さんを含む服部さんたち3人、そしてジャニー氏の合計7人が、車で服部氏の軽井沢の別荘に向かった。昼間はスケートや食事を普通に楽しんでいたが、夜、寝ていると松﨑さんの布団にジャニー氏が忍び込んできて襲われたという。

■「ジャニー、何やってんの!」

「すんでのところで私は泣き出し、別のコテージに泊まっていたおねえさんが異変に気が付き、電気をつけ、『ジャニー、何やってんの!』と怒って、未遂に終わったのです。私は何でこんなことをするんだろうという恐怖に震えていました。(下半身を露出した)ジャニーがズボンをあげていた様子も今でも鮮明に覚えてます。しかし誰にも言えずに、ずっと思い悩んでいました。服部に話したのは高校の頃だったと思います」(松﨑さん)

 服部さんは、その晩のことを「一晩で5人の間を渡り歩くなんて彼にしてみれば夢の饗宴だったでしょう。大人はいないし、やりたい放題」と日刊ゲンダイに語ったが、その後も、ジャニー氏から松﨑さんへの性加害は計40~50回も続いたという。当時、ジャニー氏にもらった名刺も最近まで持っていたそうだが、今回、探しても見当たらなかったという。

 松﨑さんはアメリカに渡り、40年近くIT関係の仕事をしていたが、週刊文春とジャニー氏の裁判のニュースなどを見るにつけ、「嫌な記憶が蘇ってきたが、仕事が忙しかったこともあり、表沙汰にしようという考えには至らなかった。ジャニーはずっと同じことを繰り返しているのだなと考えていたが、今回、服部に声をかけられて出る決心をした。ジャニーのしたことは許されることではない」と話した。

 会見には、服部吉次さんの次男も同席し、服部さんの告白を見守った。今回、次男は少年時代に別の男性から性被害にあっていたこと、服部さんの父の良一氏の葬儀(93年)の際、ジャニー氏が次男を狙っていることを吉次さんの妻である石井くに子さんが察し、ジャニー氏の魔の手から守ったことも石井さんの口から明かされた。こうした事実が、服部さんに告発を決意させたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  1. 6

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  2. 7

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  3. 8

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  4. 9

    高畑裕太の“緊急声明”で蒸し返された千眼美子(清水富美加)との「異常な距離感」と“米粒騒動”

  5. 10

    サバンナ高橋“10年いじめ”問題からにじむ上下関係の悪しき伝統と「吉本の闇」…鬼越トマホーク良ちゃんも参戦

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  5. 5

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  1. 6

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 7

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

  3. 8

    混戦制した河本結の"自己中プレー"に中継解説者が苦言…人気女子プロに問われるモラルとマナー

  4. 9

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 10

    ますます劣化する高市官邸…ポテチパッケージ白黒変更を「カルビーの売名行為」と幹部暴言しSNS大炎上