はるかに大きな“毒”をまき散らすSNSの出現で「週刊誌の時代」はもう終わったのか

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 その際、田原、佐野がともに指摘したのは「往時は週刊誌の編集長や編集者は好奇心の塊だった。だが、最近では臆病になり、編集長に度胸がない」ということだった。

■日本一危険な編集長

 私は田原から「日本一危険な編集長」という“称号”をもらったことがあった。度胸はなかったが好奇心は他の編集者の何倍かはあったと自負している。

 シンポから16年が経ち、あの頃以上に週刊誌は“臨終”の危機を迎えている。だが世間の関心は極めて低い。「勝手に死ねば」というのが大方の感想であろう。

 朝日新聞(12月18日付)のインタビューで、私の後輩で現在はフリー編集者の加藤晴之がこう語っている。

「週刊誌は厳しい時代ですね。人間が隠している本性や煩悩、欲望を描くのが得意でしたが、今やSNS全体が巨大な週刊誌と化し、お株を奪われてしまっているからです」

 週刊誌など読まなくても、情報は瞬時に拡散し、消費されてしまう。時には、週刊誌が匿名にした被害者の実名や住所まで突き止め、SNS上にさらしてしまうこともある。

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