はるかに大きな“毒”をまき散らすSNSの出現で「週刊誌の時代」はもう終わったのか

公開日: 更新日:

 その際、田原、佐野がともに指摘したのは「往時は週刊誌の編集長や編集者は好奇心の塊だった。だが、最近では臆病になり、編集長に度胸がない」ということだった。

■日本一危険な編集長

 私は田原から「日本一危険な編集長」という“称号”をもらったことがあった。度胸はなかったが好奇心は他の編集者の何倍かはあったと自負している。

 シンポから16年が経ち、あの頃以上に週刊誌は“臨終”の危機を迎えている。だが世間の関心は極めて低い。「勝手に死ねば」というのが大方の感想であろう。

 朝日新聞(12月18日付)のインタビューで、私の後輩で現在はフリー編集者の加藤晴之がこう語っている。

「週刊誌は厳しい時代ですね。人間が隠している本性や煩悩、欲望を描くのが得意でしたが、今やSNS全体が巨大な週刊誌と化し、お株を奪われてしまっているからです」

 週刊誌など読まなくても、情報は瞬時に拡散し、消費されてしまう。時には、週刊誌が匿名にした被害者の実名や住所まで突き止め、SNS上にさらしてしまうこともある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

事務/経理・簿記/総務・法務・人事 週2~3日 時短OK/シニア歓迎 社会保険の書類作成など
株式会社オールビズチャンネル 東京都 千代田区 派遣社員
時給1,800円~
「日勤のみ」安定の警備/8h勤務/日払い可・シニア歓迎・履歴書不要
髙菱管理株式会社 大阪府 大阪市 アルバイト・パート / 契約社員
日給1万1,000円~
ドライバー/配達/大型ドライバー 5~60代活躍中 大歓迎/シニア積極採用中
株式会社明和産業 神奈川県 横浜市 正社員
月給33万8,000円~
清掃スタッフ/シニア歓迎/WワークOK/時給1300円から/週2日~OK/交通費支給
株式会社SQEEP 東京都 墨田区 アルバイト・パート
時給1,300円
Sponsored by 求人ボックス