大流行! 専門家に聞いた男の「短パン」歴史と着こなし方

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 実は18世紀末までは「半ズボン」こそが立派な紳士の正装でした。

 中世は比較的温暖でしたし、脚線があらわになる薄い靴下は絹製で高級品でしたので、王様や貴族などがそれを見せびらかすために半ズボンをはいていたのです(労働者や農民は、そんな姿で作業はできないので、早くから長ズボンをはいていました)。

 ところが、18世紀末のフランス革命で、半ズボンをはいている貴族が片っ端から逮捕され、ギロチン送りになりました。

 かくして半ズボンは一度紳士服の表舞台から姿を消す羽目に。以後、ナポレオン時代や第2次大戦時の南方戦線で一時的に復活しましたが、正装の座を奪取するまでには至っていません。

 さて、近年は地球温暖化のせいか「半ズボン」が世界的に流行の兆しです。日本でも多くの男性が生足あらわに街中を闊歩しています。

 着こなしですが、ルーズなサイズはコメディアンになってしまいます。思い切って裾は膝上、シルエットはタイトなものをお勧めします。

 上はポロシャツやアロハシャツが無難。近頃はジャケットを重ねるのもはやっていますが、どちらも丈は短めに。胴を短く、足を長く見せるためです。足元も同じ理由でドライブシューズやサンダルなど軽い靴がベター。それより何より、スネ毛の処理をお忘れなく。黒く濃い日本人男性のスネ毛は、相当不潔に見えます。(服飾史評論家・辻元よしふみ)

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