著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

慶応幼稚舎「芸能人の子供が続々合格」の理由 入試の絵画問題は“うまさ”より「独創性」

公開日: 更新日:

「昔から著名人の子弟は多かったが、芸能関連でこれだけビッグネームの親を持つ子どもがいっぺんに入学するのは初めてではないか」

 驚いたように話すのは慶応義塾大学の文系学部の元教授。衝撃を受けた理由は、今年の慶応義塾幼稚舎の入試で、3人もの大物芸能人の子どもが合格したからだ。俳優兼ミュージシャン、昨年から今年にかけ数多くの映画賞を受賞した作品の主演俳優、紅白で大トリを務めたミュージシャン……。いずれも誰もが知る超人気の国民的タレントだ。来春、一緒に入学する生徒の父兄、さらに慶応関係者の間でも話題になっているという。

「4年前にはベテラン俳優とアスリートの息子さんが合格。昨年も人気俳優の息子さんが合格し、騒がれた。大物芸能人の子どもが幼稚舎に入ること自体は珍しくないのですが、今年みたいに3人同時となると、あまり記憶にありません」(芸能記者)

 幼稚舎は慶応大までの内部進学がほぼ約束され、私立小学校で国内最難関とされる。1学年定員144人(男子96人、女子48人)の狭き門だ。かつては、親族に慶応OB・OGがいないとハードルが高いといわれていた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意