中国が死刑囚の提供停止 どうなる?日本人患者の臓器移植

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 中国政府が死刑囚の臓器を移植に利用する慣習を停止する方針を打ち出した。来年1月から取りやめるという。

 臓器斡旋の関係者によると、死刑囚からの臓器移植は大半が腎臓で、世界中から患者が中国に渡り、年間に2000体の臓器が移植されているという。摘出は原則として死刑囚本人の意思を確認した上で行われるが、司法当局が勝手に摘出して病院や医師に売買する闇ルートも存在する。

 臓器の供給がピークだった2007年ごろは日本人の患者が約1000万円をコーディネーターに渡して移植手術を受けた。死刑囚の遺族に渡される謝礼は約30万円。現在は中国政府が自粛を呼びかけているため提供臓器が減り、費用は1500万円以上に高騰しているという。

 臓器移植に詳しいジャーナリストが解説する。
「中国で腎臓移植を受ける日本人はピーク時は年に400人ほどいましたが、いまは40人程度。中国では提供者は40歳までと年齢制限を低くしているため元気な臓器が得られ、医師も真面目に取り組むため手術の成功率は高い。移植が停止になれば困るのは日本の患者たちです」

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