東洋ゴムは10年野放し “スペシャリスト”が企業をダメにする

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 10年間も野放しだった――。東洋ゴム工業が性能基準を満たしていない免震ゴムを販売していた問題は、この製品を担当していた社員が試験データを改ざんしていたことが原因だった。

 2004年7月から15年2月までに不良品の免震ゴム2052基を納入。全国の病院やマンションなど55物件に使われていた。この間、データ管理は問題の社員1人に任せきり。連結で1万292人もの社員を擁する大企業なのに、なぜ1人に任せていたのか。

「免震ゴムの検査は専門性が高く、他の社員では分からない部分が多いため、(問題の社員に)任せてしまいました。以前から、別の社員も担当するようローテーションを組みたいと考えていたのですが……」(同社広報企画部)

 余人をもって代えがたい状況のため、1人に丸投げしていたというわけだ。

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