森保JのDF陣に故障者続出でインドネシア戦に“赤信号”…プラス効果もたらすオプション陣形とは?

公開日: 更新日:

 2026年北中米アジア最終予選のオーストラリア戦で相手を圧倒しながら、終了間際のカウンター攻撃に沈んだ森保ジャパン。10日に控える最終予選最終節のインドネシア戦で有終の美を飾りたいところだが、守備陣容に赤信号である。3バックをこなせるCBタイプのDFに故障者が続出しているのだ。

 3バックの左でオーストラリア戦に先発したDF町田浩樹が前半終了時に下腹部の痛みを訴えて病院送りになり、チームを離脱。3DFの中央で先発し、後半24分にベンチに下がったDF渡辺剛も、試合中に痛めた右足の回復が見込めないため、同じくリタイアとなった。

 そもそも最終予選の6月ラウンドはレギュラーDFの冨安健洋、伊藤敦樹、谷口彰吾はケガで、板倉滉はシーズン中の疲労蓄積を考慮して招集外だった。10日のインドネシア戦の3DFは、町田と交代した瀬古歩夢が中央に、渡辺に代わった高井幸大が右に入り、初代表でオーストラリア戦はベンチ外だったDF鈴木淳之介を左に配して3バックを形成すると予想されている。

 3人合わせて「代表出場9試合」と国際経験の浅いメンバーに最終ラインを託すことになるワケだが、「ボランチのMF遠藤航を3バックの中央に置いた陣形にトライすべき」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。 

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性