不祥事マックは大失敗…カネになる沈黙、出世する沈黙

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 口は災いのもとという。異物混入商品を販売しながら開き直ったマックの記者会見はその典型だろう。個人情報流出で対応が後手に回ったベネッセもそうだった。先月の総選挙では、失言癖のある麻生太郎がやらかした。勢いに任せて言い過ぎるからイメージを悪くする。

 人材コンサルタントの菅野宏三氏が言う。
「日本人は、相手の状況や立場を察して会話することが美徳とされてきましたが、それができなくなっています。今風に言えば、空気を読めないのです。マックも、ベネッセも、自社の不祥事で、会見で記者から追及されることはある程度、想像がついたはずですが、会見を見ると、経営陣はそれがまったく分かっていませんでした。だから、失敗したのです」

 もちろん、会議や打ち合わせでは、それなりのトークが求められる。黙り込んでいて、何を考えているのか分からないような態度ではダメだ。でも、だからといって、相手をやり込めようとばかりに、上から目線でまくしたてることもない。マシンガントークやデカい声で虚勢を張って、行動が伴わなければ意味がない。そういうのが「口先男」「口だけ番長」というのだろう。

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