オバマも宮崎駿も庶民的…一流の人の食事はなぜ質素なのか
「米マサチューセッツ工科大のガレンデ博士によって99年に発見されたサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)は、カロリー制限でオンになることがわかっています。09年には腹七分にしたサルが、好きなだけ食べたサルに比べて1・6倍長生きしたという報告も出ている。少食によって体はむしろ活性化されるようです」
米国のオバマ大統領(53)も1食しか食べない。米誌ニューズウィークによると、基本は夕食のみ。その献立も「サーモン、ライス、ブロッコリー」を長く続けている。昨年4月に来日した際、すきやばし次郎の寿司を半分残したというのは有名な話。もちろん、寿司好きというのは社交辞令で、次に韓国を訪問した際は「プルコギ好き」をアピールしていた。
ロシアのプーチン大統領(62)もあまり食べない。朝食は、ロシア伝統のカーシャ。これは雑穀のおかゆだ。昼食は食べず、メーンの夕食も肉はそれほど食べない。食べるにしても羊肉だという。
ただし、米ロのこの大統領はなぜかソフトクリームには目がない。
アニメ界の巨匠、宮崎駿(74)も何十年も朝食抜きの生活を続けている。弁当箱にご飯、卵焼き、たくあん、ソーセージなどを入れ、それを昼と晩に2回に分けて食べる。