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江上剛作家

1954年生まれ。早大政経学部卒後、第一勧銀へ。築地支店長時代に「非情銀行」で作家デビュー。その後、日本振興銀行の社長、破綻処理を経験。旺盛な執筆活動を続けている。近著に「定年後の壁」(PHP新書)、「小説 ゴルフ人間図鑑」(日刊現代・講談社)がある。

五色は人の目をして盲ならしむ(ごしきはひとのめをして もうならしむ

公開日: 更新日:
(C)日刊ゲンダイ

【現代語訳】あふれかえるほどの色は人の目をつぶす

 社会生活を営む中においてはさまざまな誘惑がある。女性、酒、ギャンブル、儲け話……。誘惑は自分の心をかき乱すだけでなく、下手をすると人生を狂わされることもある。

 自然に生きる達人である老子は、人間の欲望について「五色… 

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